こんにちは。
アラサーめがねことはるさめです。
昔ヤマハのピアノ教室に通っていましたが
全然上達しなかったですね。。。
親からほぼ強制で習っていて
そこまで楽しくもなく、、、練習もせず、、、
毎週ピアノの先生に怒られていた記憶があります。
なぜそんな記憶を思い出したのかというと、、、
2015年ショパンコンクールで唯一ファイナルに
進出している日本人 小林愛実さんの演奏を聴いたからです。
小林愛実さんのピアノはきれいだなと思うと同時に
(小学生並みの感想で申し訳ない)
両親の教育方針がどんな感じなのかが気になったので
演奏前に必ずに祈るネックレスや
小林愛実さんの経歴について一緒に調べてきました。
小林愛実の経歴
小林愛実(こばやし あいみ)さん
1995年9月23日生まれ
山口県宇部市出身の現在20歳
山口県の栄光文化賞を3回受賞しており、
7歳でオーケストラと共演したり
9歳で国際コンクールデビューを果たしたりと
幼いころからの神童ぶりが半端ないです!
小林愛実さんの経歴と受賞歴を
主要なものだけピックアップしてまとめてみました。
小林愛実の略歴
1998年:3歳でピアノを始める
2001年:最年少記録の5歳でピティナピアノコンペティション全国決勝大会に出場
その後、2004年まで4年連続出場する
2003年:8歳で二宮裕子さんに師事
2004年:8歳でピティナピアノコンペティションJr.G級(高校1年生以下)全国優勝
2004年:ショパン国際ピアノコンクール in ASIAアジア大会にて第1位金賞受賞
2005年:9歳で全日本学生音楽コンクール全国決勝大会 小学校の部 第1位
2006年-2008年:パリ・ニューヨーク・福岡でコンサート活動
カーネギーホールでは3度のコンサートを開催
2009年:第5回ワルシャワ国際音楽祭にて、オーケストラと共演し成功を収めた
2012年:ジーナ・バッカウア国際ピアノコンクール ヤングアーティスト部門にて第3位入賞
2013年:米国カーティス音楽院に留学
ターニングポイントとなったのは
2003年の二宮裕子さんに師事したことです。
2004年以降、コンクールの出場と受賞が
加速度的に増えてますし
大きなステップアップのきっかけになったのでしょう。
東京・世田谷にある二宮裕子さんのレッスン室まで
小林愛実さんの実家がある山口県から1人で飛行機を往復して
通うほどの熱心な生徒で
2007年からは二宮裕子さんと同じマンションに引っ越して
エレベーターでレッスンに通っていました。
8歳から1人で飛行機を乗り回すなんて
考えられないですが、
小林愛実さんはそれを4年間続けていたんですね。
ホームシックどころか迷子になりそうですし
空港で「お母さんとお父さんはどこ?」って
呼び止められるレベルですよ!
こういった心構えというか芯の強さが
神童を構成しているのかもしれませんね。
小林愛実のネックレス
小林愛実さんは演奏前に願掛け的なことをしています。
最近でいうと、ラグビー日本代表 五郎丸歩選手のキック前の
お祈りポーズみたいなものです。
演奏前のシーンと静まり返った緊張感の張りつめる状態で
ネックレスを握りしめて祈りを捧げるポーズは
固唾をのんで見守りたくなります!
ちなみに映像はこちら(01:25あたりから)
椅子の高さを調整して
↓
目をつぶり
↓
ネックレスを握りしめる
↓
手を放して瞑想
この流れは小林愛実さんの中で
何かしらの「ジンクス」があって
儀式的に演奏前にやっているのでしょう。
ちなみに、このネックレスっぽいものを調べてきました。
実際は、もっと高級なのだと思いますが。。。
こんな感じの音符デザインのネックレスです。
小林愛実の両親は?
ここまでの神童を育てるのに
小林愛実さんの両親はどのような教育方針だったのでしょう。
両親の心が垣間見えるインタビューがありました。
愛実ちゃんは山口県の田舎についても語ってくれました。「山と川と畑があって、じいちゃんとよくタケノコ掘りをしたんだよ」と思い出を楽しそうに語ってくれたこともありました。3歳から「お母さんが私の人見知りを直そうと通わせた」ピアノのレッスンも大好きだった。彼女の急速な成長に見合った指導者を探し求めた母親は、日本のピアノ教育界の重鎮・二宮裕子女史のもとへレッスンに通わせ、東京に引っ越しもした。
(引用:http://www.lfj.jp/lfj_2015/pickup/post-11.html)
小林愛実さんのピアノのきっかけは
人見知りを治そうという意外な理由だったんですね。
同じピアノ教室に通う友だちや先生と
仲良く楽しみながらレッスンができたからこそ
ピアノが上達していったのでしょう。
お母さんの策略大成功です!
わたしのように嫌々やってたって
ピアノは上達しないんですから
子どもには好きなことをやらせるのがイチバン!
無理だなと思ったらすぐやめて
別のものを教えてあげて可能性を広げるのが
両親の役目なのではないかと思います。
小林愛実さんの両親のすごいところは
子どもの好きと実力を見極めて
さらに大きな世界へと送り出す努力をしてくれたことです。
もちろん、気持ち以外にも金銭的な問題を
クリアする必要があるので
誰にでもまねできないことですが
幸運にも小林愛実さんは次のステージに上がれたんですね。
両親が人見知りを治しただけで
満足していたらいまのピアニスト小林愛実は
存在していません。
子どもの教育には両親がどれだけ
子どもの可能性を引き出せるかにも
関わってくるんだなと考えさせられます。